成功に導くページ作りのビスケット >パブリシティ>2008年10月号

経済誌フォーNET 2008年10月号〜コラム「インターネットよろず話」

 たがが写真されど写真

ホームページを作る上でよくある問題に写真素材の問題があります。

あるクライアントから写真素材が送られてきましたが、どうもピンぼけで、明るさも足りない素材でした。コンパクトデジカメで撮られた様子です。

そこで、クライアントには「企業のサイトとして使う顔となる大事な部分ですから、ここはちゃんとしたプロが撮る見栄えの良い写真にしませんか?」という提案をしました。
すると再度、写真素材が送られてきましたが、やはり見栄えが良いとはいえないデータです。

聞けば、担当者がプロが使っているような一眼レフの良いカメラを購入して撮ったとの事でした。凄く満足されている様子で「問題があったら画像ソフトで加工して良いですよ」との事。

しかし、画像処理で上手く補正できると思われている方も多いですが、そもそもピンボケや、光量が足りない写真は補正しようがないのです。

デジカメが普及している昨今、誰でも簡単に良い写真が撮れると思いがちです。

しかし、本当に良い写真を撮りたいのならばプロのカメラマンを検討してみるのも手です。

やはり、プロとアマチュアの違いは歴然としています。料金も数時間から半日程度で数万円程度です。

一度撮った高品質な写真データは他にも流用できるし、何たって綺麗です。

それでも自前で準備したいのであれば、必要な画素数や、構図、撮り方などポイントをきちんと話し合っておくと多少は違ってくると思います。

たがが写真されど写真です。どこにお金をかけるべきかを十分検討してみてください。